トキログ!

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中1「思考と表現」特別授業!

思考力教育思考と表現

1月20日(月)中学1年生の「思考と表現」の授業にて、NPO法人芸術資源開発機構(ARDA)の方をお招きして対話型の絵の鑑賞(VTS)を行いました。

その日の授業は2時間続きになり、図書室の配置もいつもと違っていたので、生徒たちは興味津々で授業に臨んでいました。

1時間目はアイスブレイク。絵の鑑賞をみんなで行う前に小グループに分かれて、アートカードを使いながら、自分の感じたことを‶ことば″にする練習をしました。講師の方々からのていねいな質問に、生徒たちはリラックスして、楽しみつつも、自分の考えたこと、感じたことを口々に発言します。

いよいよ、2時間目はVTSです。2グループに分かれ、3枚の作品を鑑賞しました。「まずはじっくり作品を見てみましょう」という講師の方の掛け声で、生徒たちは作品をじっくり鑑賞します。次に「思ったことや感じたことを伝えてくださいね」といわれ、次々に手を上げて発表していました。

どちらのグループも作品の中にある、状況や人物の関係性、その作品の中に描かれているものにどのような意味があるのかなど、思い思いの感想を口にしていました。また、「人の意見を聞くことも大切だよ」と言われていたこともあり、友だちの意見も聞きながら、よく考えていました。

一枚の作品を友だちといっしょに鑑賞するという今までにない経験を、楽しみながら行った2時間でした。

トキワ松学園では、生徒たちに感じたことを言語化し、そこからさらに考えを深めていく経験を積んでほしいと考え、「思考と表現」の授業のなかでVTSを取り入れています。3学期の「思考と表現」では、更にVTSで言語力を磨いていきます。