中学入試問題について

国語
3,000字くらいの長文が1題出題されます。
物語・説明文・随筆です。詩は出題されません。
*その文に関する設問が15問程度出題されます。
*出典
2025年度「トモルの海」戸部寧子
2024年度「水はどこからやってくる? 水を育てる菌と土と森」浜田久美子
2023年度「三人だけの山村留学」中山聖子長めの文章をじっくり読める力をつけておきましょう。
小学校で習う漢字をトメ・ハネに気をつけて正確に書けるようにしましょう。
語句の意味を確認しましょう。
記述問題は必ず出題されます。トキワ松学園の国語科が作成した「重要用語集(中学受験編)」(PDF)を勉強しておきましょう。
2025年度
算数
基本的な計算や図形、数量関係の概念に関する問題が出題されます。
1番は基本問題が10問程度で、四則の計算・面積・角度・比や割合、約数と倍数などを出題します。配点は1番で50点です。
2番以降は、文章題、図形の応用問題、数の規則性に関する問題、速度に関する問題、グラフや表などの資料を読み取って解答する問題などを出題します。
• 解答用紙に(式と計算)の指示がある問題は、途中点もつけますので、式や考え方をきちんと書くようにしましょう。
トキワ松学園の数学科が作成した「入試までにこれだけはぜひ算数問題集」(PDF)をやっておきましょう。
2025年度
社会
歴史的・地理的分野から約40点、公民的分野から約10点の割合で出題します。
身近で話題になった出来事に関心を持ってください。
普段から新聞・TVのニュースを見る習慣をつけましょう。
公民的分野では、資料を読んで、記述する問題が出題されます。
記述形式の採点は減点法でおこないます。
キーワードを書くこと、文末の表現(「〜こと」「〜から」)に気をつけてください。
都道府県名を漢字で書く問題は毎年出題しています。
漢字指定の問題は、漢字を間違えたり、ひらがなで答えたりした場合は不正解となります。
漢字指定でない問題は、ひらがなでも正解となります。ただし、漢字が間違っている場合は不正解となります。
2025年度
理科
分野の異なる大問が3題、その中に10問程度の設問があります。
身近な自然現象や最近の科学のニュースを題材にした問題が出題されます。
小学校の理科の授業内容と結び付けて考えられるようにしておきましょう。実験や観察の結果を考察したり、理由を説明したりするような記述問題が出題されます。
最近の科学のトピックスに関心を持ってください。
漢字指定の問題があります。
漢字指定のときに、ひらがなで答えたり、漢字を間違えたりした場合は減点となります。
計算問題や記述問題は途中点が与えられます。
☆理科と社会は、それぞれ50点満点。
同時に問題が配布され、時間は60分です。
事前にどちらを先に解くかなど、作戦を練っておいて下さい。
2025年度
適性検査型入試
適性検査Ⅰ(ⅠAまたはⅠBより選択)と適性検査Ⅱで構成しています。
適性検査ⅠAは、2つの短い文章を読み、合計700字程度の作文を書きます。東京都立桜修館中等教育学校の適性検査Ⅰに対応しています。
適性検査ⅠBは、複数の文章に関する読解問題と、300~400 字で作文する問題で構成します。読解部分と作文部分について、評価の配分は1対1とします。川崎市立川崎高校附属中学校の適性検査Ⅱに対応しています。
作文は、①問題文のテーマに沿った文章か、②段落構成を含めた論理の組み立てができているか、③漢字の適切な使用など小学校6年生として適切な文章か、以上3点を基準に採点し、A~Cの3段階で採点します。
適性検査Ⅱは大問3題で構成し、それぞれに小問を設定します。
適性検査Ⅱは満点を100点として採点します。問題に途中式や作業の経過を残すように指示されているものは、途中点を設定します。
2025年度
適性検査IA
適性検査IB
適性検査II