高1美術デザイン「マークデザイン」
美の教育作品紹介
高校1年生の美術デザインコースの造形美術で、自分が住む地域のマークをデザインしました。
制作する上で必要な情報を各自のPC(surface go)を使ってインターネットで収集し、その地域ならではの名所やシンボル、名産品などを調べ、視認性を重視した作品を目指しました。使用する色は1色のみ。単色でも濃淡に幅があり、自分のイメージに合致する色の探究も行いました。
この授業では、デザイン基礎の習得はもちろんのこと、プレゼン(発表)を行うことで互いの工夫した点やマークに秘められた思いを知り、それぞれの個性を理解し合う機会になりました。
また『伝え方』を考えることで、伝える大切さ、その適切な方法などを学ぶきっかけになりました。
- 【目黒区】祭りやマスコットキャラクターなど、関連するものが多い「さんま」をモチーフにした。焼き目を入れたり、ダジャレで目を黒くした。
- 【横浜市】港をイメージする浮き輪やカモメ、いかり、海をモチーフに海をイメージさせるすずしげな青色で表現した。
- 【港区】東京タワーと漢字を合体させたデザインに、東京タワーとバラの色で表現した。
- 【大田区】大田区の「大」をベースにロケットの部品を制作していると聞いたので工具と星を取り入れた。
- 【世田谷区】区の鳥であるオナガと区の花のサギソウをモチーフに作成した。
- 【府中市】江戸初期のものも残るといわれ、祭でにぎわうけやき並木をモチーフに作成した。
- 【山梨県身延町】自分が一番きれいだと思ったダイヤモンド富士をモチーフに、富士と本栖湖の青と自然をイメージした緑を混ぜた色で表現した。
- 【大田区】ロケットや車で使うネジをメインにデザインした。
- 【西東京市】名産のキャベツをモチーフにシンボルの田無タワーと多摩六都科学館のプラネタリウムを流星でイメージして入れた。
- 【都筑区】センター北にある観覧車と区の花であるサクラソウをモチーフに、都筑に「続き」をかけて、右向きの矢印で未来へ続くという意味合いを表現した。
- 【青葉区】子ども、親、祖父母を三本の木になぞらえ、次の世代へ発展していく様子を矢印と青緑で表現した。
- 【板橋区】橋をモチーフに区の花であるニリンソウの群生地を思い浮かべながらデザインした。
- 【香川県】讃岐てまりに使われる模様と厄除けを祈願する「かわら投げ」をモチーフにデザインした。色は名産品の金時ニンジンや鳥居をイメージしてオレンジを混ぜた赤で仕上げた。
- 【目黒区】区のシンボルの一つシイの木に目黒という文字を合わせ、一色でも見やすくなるようにポップで簡単な形を意識した。林試の森や不動尊など緑が多いので、緑をベースに空の青色や明るい色になるように色を工夫した。
- 【世田谷区】区の鳥オナガドリをモチーフに「せたがや」の文字を入れて表現した。