トキログ!

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中1 思考と表現 ビブリオバトル★

思考力教育思考と表現

 中学1年生はトキワ松学園独自の『思考と表現』という授業があります。2学期最初の単元は「ビブリオバトル」です。ビブリオバトルとは、数年前から大会も開かれている本の書評合戦です。

まず1時間目は、ゲストティーチャーとして、学年主任の先生をお招きして授業を行いました。簡単にビブリオバトルの説明を行った後、先生と授業担当教員2名の合計3名でビブリオバトルを行い、参加者全員で「どの本が読みたくなったか」、チャンプ本(一番読みたくなった本)を決める投票を行いました。

3者3様のプレゼンテーションを、生徒たちは興味津々、楽しみながら聞いていました。学年主任の先生のお話は、読書にまつわる話なども盛り込んだもので、質疑応答の時間には生徒たちから多くの質問が出ていました。

 

2時間目はグループに分かれてクラス全員が発表します。ビブリオバトルではメモなどは見ないで発表するというルールがあるため、みんな緊張していました。しっかりと準備をして生き生きと発表する生徒、準備はしてきたけれど緊張のあまり言葉に詰まってしまう生徒など様々でしたが、どのグループでもお互いの発表を真剣に聞いていました。

さて、3時間目はグループで発表し終わった後、投票を行い、各グループでチャンプ本になった生徒の発表です。今度はクラス全員の前で発表するので、前の時間よりもさらに緊張し、発表者同士、お互いに励ましあう姿が見られました。

しかし、いざ発表が始まってみると、よく練習するなど準備をしてきている生徒が多く、質疑応答の時間も充実したやり取りが行われていました。

全員の発表が終わり、いよいよ投票。生徒たちからは「1冊に決めなきゃいけない?」「どれも読みたくなったよ」という声が上がりました。投票の結果、最後にクラスのチャンプ本が決まりました。

本を通して、クラスメイトの人柄に触れることができる3時間になったようです。