トキログ！

本日3月3日、74回目となる高校の卒業式が挙行されました。残念ながら保護者の方1名までと入場制限をしたり、謝恩会を中止にしたりと、まだまだ新型コロナの影響を配慮しながらの開催となりましたが、なんとか無事に卒業式を行うことができました。

この2年間は新型コロナウイルスのためにさまざまな行事が中止や変更になったり、活動が制限される中で、必ずしも満足のいく学校生活ばかりではなかったと思います。式辞や学年の先生たちからも何度も繰り返される言葉からも分かるように、史上まれにみるパンデミックの中、その都度、最善の（苦渋の）判断をしているつもりではありますが、後になればもっと良い方法はなかったのかとつい考えてしまう2年間でもありました。そんな中でも、いや、そんな中だからこそ日々の授業や学校生活の中で友達や先生とのたわいのない話、ちょっとした出来事でもかけがえのないものだと気づき、笑顔で過ごしてくれた黄色学年の皆さんに、先生たちは元気をもらっていました。

「艱難辛苦、汝を玉にする」のことばのように困難の中でたくましく成長した皆さんには、これかの時代を変えていくような力がきっと身についていることと思います。皆さんの前向きな明るさと、トキワ松で培った力を活かしてそれぞれの道で希望の光を照らし、これからもさらに活躍してくれることを楽しみにしています。大学入学後も、社会人になっても機会があるごとに元気な様子を見せに来てくださいね。

黄色学年の皆さん、卒業おめでとう！