高3体育 PA授業!
思考力教育
本日の体育の授業では、PA(プロジェクト・アドベンチャー)のローエレメントを楽しみました。鬼ごっこのようにたくさん身体を動かすものから、協力型で話し合いの中で答えを導き出すようなものにチャレンジしました。
「ゆでたまご」というアクティビティは、3人グループを作るゲームです。黄身と白身とゆでたまごという合図で、それぞれが別のグループを作り直すという仲間づくりが繰り返されます。「一緒に組もう」「入れて~!」の声が飛び交います。なかなか組めない友人にも配慮できるのが、さすが高三です。終わった後の振り返りでも「自分から声をかけることは勇気がいるけれど、大切!」「友人が困っている場合には、自分のことだけでなく周りがみれるようになりたい」とゲームを通じて多くのことを学んでくれています。
「目隠し多角形」というアクティビティは、丸い形のロープを数名の生徒が持ち、目をつぶったままでコミュニケーションをとりながら、お題の形にするというゲームです。一組目は「正方形」二組目は「正三角形」を作ります。目をつぶったままなので、相手がどこにいるかわからないまま、意思の疎通を図るのはとても難しいことです。一辺の人数を確認したり、頂点になる人は誰なのかなどそれぞれの班が工夫して、最後は「せーの!」で目を開けて成功した時は喜びの拍手がわきます。
生徒の振り返りでは「PAは頭を活性化させながら全員が楽しむことで成り立つゲームだと改めて思った。各に異なる条件がある中で声がけをして助け合う気持ちは、これから社会に出ても役立つと思った。」と振り返った。大切なことを学び感じた体育の授業の1時間でした!