高1クロッキー展覧会
美の教育
トキワ松学園では、朝礼の時間を、朝読書や朝テストなど様々な活動に活用しています。
高校1年生の美術デザインコースでは、毎週水曜日、朝クロッキーに取り組んできました。
クロッキーとは、人物や静物などを素早く描くこと。数時間かけて描くデッサンとは違い、1分~長くて5分程度と、短い時間でモチーフを描きます。クロッキーの練習を積むことで、モノを短時間で正確に観察する力が育ち、ひいては作品をより早く完成させることに繋がります。
4月にクロッキーを始めたときには、5分でも「短い!」と四苦八苦していた生徒もいましたが、練習を積み、今では1分や2分でかなり正確に形を正確に捉えることができるようになってきました。
高校1年生の1年ももうすぐ終わり。高1朝クロッキーの集大成として、先週のHRの時間を使い、お互いのクロッキーを見合う展覧会を開きました。一人ひとり、渾身の出来のクロッキーを台紙に貼ると、なんだかちょっといい感じ。ついでにタイミング良く、以前に美術の授業で取り組んできた「有名人の顔の明度分割」の作品も全員分廊下に貼り出されたので、こちらもじっくりと鑑賞し合うことができました。
今年度の高1美術デザインコースには2つのクラスがあるのですが、クラスを行き来して鑑賞し合ったのも、良い刺激になったようです。
高校2年生からは、美術デザインコースの中でも、アートコースとデザインコースに分かれてより専門的な授業が始まりますが、まずは基礎の部分を磨くべく朝クロッキーを継続していきましょう!!