高3教養講座『時事ニュース』
思考力教育
2月中旬のことになりますが、現代社会の授業で行っていた「時事ニュース」」の拡大版を教養講座で行いました。対象者は高校3年生の希望者です。
今回は2部構成として、第1部は時事ニュースワークを行いました。専用プリントを配布し、制限時間5分で「政治、経済、国際、スポーツ、芸能、事件・事故」のニュースについて自分の知る範囲の内容を埋めていきます。その後、1つずつ、ニュース内容の発表を行いながら、その内容について意見交換したり、詳細や背景などを解説しながら、理解を深めていきました。
第2部では、産経新聞の広告営業をやってらっしゃる方をゲストスピーカーとしてお招きし、講義をしていただきました。持ってきていただいた実際の新聞を見ながら、どうやって紙面が出来上がっていくのかなどの過程を教えてもらいました。
特に今の高校生は新聞よりも圧倒的にインターネットやスマートフォンのSNSなどから情報を摂取することが多いのが現状です。そんな供給方法の移り変わりの中、実は検索サイトやSNSにニュースを提供していて、どこに提供元が表記されているかなどの分かりやすいお話も伺うことができました。
生徒の皆さんは、情報が供給過多の現代にあっても、受け取り手として取捨選択ができるように、よりメディアリテラシーを意識して成長していってほしいと思います。