高1思考と表現「VTS授業」!
思考力教育思考と表現
高1の「思考と表現」では、明日の遠足・美術館見学に先立ち、VTSの授業を行いました!
VTS「対話型の絵の鑑賞」の目的は、絵を見て素直に感じたことを言語化すること、他人の意見を聞いて自分の見方考え方を深めることです。どのクラスも、みな絵と真剣に対峙して積極的に意見を出し合いました!
意見が出るごとに自然と身を乗り出し、食い入るように絵を見て納得する場面や、「逆さまにすると〇〇に見える!」という意見に皆が一斉に首を傾けたりする場面も?自分の意見を認めてもらえる嬉しさ、他人の意見から発見する楽しさを実感できた、活気ある授業でした!
生徒の感想を紹介します。
「絵画をあまり見ないので、見る機会を得られてよかった。人によって見方が全然違うので、それを発表し合うのはおもしろいし、すごく良いことだと思う。特に2枚目の絵は興味深く、考えれば考えるほど想像力が広がっておもしろい」
「今回じっくり絵を見て、絵ってこんなに深かったんだ、自分ってこんなに絵について想像できるんだ、と思いました。自分の中で絵に対する意見が驚くくらいたくさん出てきて、絵の鑑賞はすごく楽しいと感じることが出来ました。この感覚を忘れずに、美術館見学や普段絵を見る時などに活かしたいと思います」
「皆ちがって皆良いという言葉があるように、人それぞれ色々な意見や考えがあって良い。今日授業で鑑賞した絵について、もっと調べてみたい」
「自分はこうやって読み取ったけれど、あの子はこうやって読み取ったんだなと思えるのがVTSの良いところだと思います。感じたことを発言していた人もいましたし、絵を見てストーリーをつくっている人もいました。みんな個性が溢れていて楽しかったです。中1の時にもやりましたが、新しい気づきがあり、とても良い授業だと思いました」
「人の視線に注目する時の考えは皆同じなのだなと思いました。しかし、絵の人の顔つきや雰囲気の感じ方は人それぞれで、他の人の話を聞いているうちに自分の考えが変わったりしたので、周りの話を聞きながら鑑賞するのは大切なことだと考えました。今回のような授業は受けたことがなくとても興味深い時間でした」
「私の知らない、考えもしないような事をクラスメイトは考えており、とても面白かった。自分自身の視野がまた一つ広がったと感じた。初めて美術作品に対して深く考えた。自主的に鑑賞しようと思うくらい楽しい授業だった」
「今回また何年越しにVTSができてとてもうれしかったし、楽しかったです。また、数年前(中1の時)よりももっと発想力を膨らませて色々なシチュエーションを考えられて楽しいのと、皆の意見がたくさん出てきてこんな考え方もあるのか、と見方を変えて見ることができました。またやりたいです!」
「絵って自由だな、と思った。何を考えて描いているんだろうと考えながら見るのが楽しい。美術館に行ってもゆっくり鑑賞したら好きな作品が見つかるかも。自由な考えが許されるのはやっぱり絵だけだなと思った」