中3国語「宇治拾遺物語のセカイ」発表!
思考力教育
中3の国語では「解き明かせ!宇治拾遺物語のセカイ」と題して、班ごとに探究活動を行いました。
「地獄変」「鼻」「瘤取り爺さん」「腰折れ雀」「龍」など、『宇治拾遺物語』から着想を得た作品を選び、表現方法やモチーフ、教訓などの比較、歴史的背景と作品内容の関連性、当時の社会の特徴や影響など、必ず「テーマ」を設けて「考察」を入れることを念頭におき、各班8分間でしっかりと発表することができました。
クイズ形式を取り入れる班、小道具を用いる班、演技をする班、このやり取りがLINEだったら?と仮想する班もあり盛り上がりました!比較してみると、改めてなぜこのような内容・アレンジが加わったのか、昔からずっと変わらないものとは何かなど、時代背景はもちろん作者の思想や読者の姿勢もふまえて考察されており、どの班も興味深い内容となりました。参考文献やURLを添付するなど、発表の仕方や約束事も自然と身に付いてきましたね。
実は、これは先生自身の大学時代の講義内容だったそうです!大学で行われる演習発表の手立てをすでに習得している中3の探究女子たち。これを機に古典の面白さを発見できると良いですね!