高3卒業リサーチペーパー & ディベート
国際力教育世界に貢献「国際力教育」Tokiwa's English World
少し前になりますが、高3の英語の授業についてお伝えします。
トキワ松での英語の集大成はGlobal Studies IIの授業で書くGraduation Research Paperです。
1学期は英語論文の構成を学び、論文のテーマを決めます。テーマが決まったら情報収集。ここで頼れるのはトキワ松自慢の図書館!インターネットだけでなく、本や年鑑など様々な資料を使って、信頼できる情報を集めます。
夏休みから2学期中盤にかけては、ネイティブの先生と何回もやり取りをしながら英語でResearch Paperを書いていきます。
最後の仕上げはプレゼンテーション。グラフや写真を効果的に使いながら、自分が最も訴えたいことを、クラスメートに英語で発表します。もちろん質疑応答も英語ONLY。テーマを選んだ理由や、もう少し詳しく聞きたいポイントなど、様々な観点から質問が出ます。
今年度の生徒たちが選んだテーマは、子ども食堂、LGBTQ、子ども兵士、アメリカの人種差別問題、途上国の男女教育格差、アマゾンの環境破壊、メダカの絶滅など世界が直面する課題ばかり。高校1年、2年で履修するGlobal Studiesだけでなく、社会や理科の授業で学んだテーマが多いことも特徴です。また、思考と表現の授業で磨いた母語での言語操作能力が存分に生かされることも大事なポイントです。
プレゼンが終わった後は、仕上げとして英語ディベートをしました。テーマは「高齢者の運転免許証返納問題」です。2チームに分かれて、日本だけでなく諸外国の実例やデータを使いながら、主張を展開していきます。30分以上ノンストップで英語のみのディベートが続き、生徒たちの成長が感じられた時間でした。
高3は3月3日に卒業しましたが、4月から新たに進む道でも探究女子として、多くのことに挑戦して欲しいと思います!