トキログ!

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イギリス多文化研修⑤!

新しい週が始まりました。そして、イギリスで過ごす最後の週でもあります。生徒たちはみな、「先週よりも英語を使おう!」と気持ちを引き締めます。心なしか、表情にも自信が表れてきたようです。

月曜日の午後は「The Canterbury Tales」を訪れました。14世紀の文学作品『カンタベリー物語』をテーマにした体験型アトラクションで、中世の街並みや登場人物が再現され、物語の世界を楽しく学ぶことができます。いきなり人形が飛び出してきたり、水をかけられたりと、想像以上の仕掛けに生徒たちもびっくり。事前に『カンタベリー物語』の内容を予習してきた生徒たちは、「ああ、これは大工の話かな」など、ちょっと得意げな様子を見せていました。

午後は、「セルフィーチャレンジ」を楽しみました。4人のグループに分かれて、指定された街のランドマークを背景に、自撮り写真を撮影します。地図とミッションシートを見比べながら、グループで協力してランドマークを探します。指定されたランドマークは全部で14か所。すべてクリアできれば、カンタベリーの街を制覇です。

火曜日は、新クラスの発表です。新しいクラスメートも加わり、新しいメンバーでの授業が始まりました。生徒たちの反応はさまざま。みんなちょっぴり緊張した面持ちで教室に向かいます。

午後には、半日バス遠足で「リーズ城」へ。リーズ城は、「世界で最も美しい城」とも称される、イギリス屈指の名城です。湖に囲まれた優雅なお城は、まるでおとぎ話から飛び出してきたかのよう。同行してくださった先生の説明を聞きながら、生徒たちはすっかりプリンセス気分です。

城内には、100年以上のものと思われる重厚な黒いグランドピアノが展示されていました。しかも「弾いてもいいですよ」のサイン。生徒の一人が立ち上がり、軽快なクラシックを演奏します。城内に響く美しい音色に、イギリス人の観光客も引き寄せられカメラを片手に足を止めます。演奏が終わると大きな拍手が沸き起こりました。歴史ある美しいお城の中でのミニリサイタルは、旅に彩りを添える、忘れられないひとときとなりました。

城の見学を終えた後は、ちょっとしたお楽しみの時間です。リーズ城の庭園には、生け垣で作られたユニークな仕掛けの大きな迷路があり、観光客にも人気のスポットとなっています。残念ながら時間が限られていたため、迷路に挑戦できたのはグループの半分ほど。「5~10分で攻略できる」と聞いていた迷路は予想以上に入り組んでいたようで、生徒たちは大苦戦。先にゴールしたサウジアラビアの男の子たちは、 “It was TOO easy for us.” と得意顔。クリアできなかった生徒たちは、ちょっぴり悔しそうでした。

この日は、イギリスにしては珍しく30度を超える夏日となり、生徒たちも少し疲れた様子でした。それでも、先週よりも英語を積極的に使おうとする姿が見られます。自分からガイドの先生方やアクティ

ビティーリーダーたちに話しかけたり、道行く観光客に声をかけたりする姿が増えてきました。生徒たちの慣れと自信、そして成長を感じています。

イギリス生活も、残すところあと5日。ここで過ごす残りわずかな時間を大切にし、ひとつでも多くの経験と思い出を持ち帰ってほしいと願っています。次回の報告も、どうぞお楽しみに。