トキログ!

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タマネギの皮と金属イオンで布を染色!

高校2年の美術デザインコースの生徒たちが履修している科学と人間生活という授業は身近な科学技術や自然現象を学ぶ授業で、2学期後半は主に「繊維」について学習してきました。

私たちの身の回りには、いろいろな色の衣服がありますが、そこで必要となるのが染色の技術です。
布を染める際は、色落ちを防ぐためにいろいろな方法がありますが、
その中の1つに、そのものだけではなかなかしっかり定着しない天然染料を、金属イオンなどの媒染剤を使って安定させるという方法があります。
今回は、金属イオンが天然染料の定着を助けているのを確かめるため、
タマネギの皮の粉末と、ミョウバン、硫酸銅、塩化鉄の水溶液を使って木綿の布を染色しました。

媒染剤によって、染色の色合いや風合いも変わってくることに、生徒たちは興味津々。
学期の最後に楽しく実験をすることができました。

今後も、身近なサイエンスを意欲的に学んでいきましょう!!