トキログ！

トキワ松学園の体育の授業では、PA（プロジェクト・アドベンチャー）というアメリカのプログラムを取り入れています。冒険教育ということで、チャレンジする気持ちや仲間と協力する気持ちを育てます。

【高３】
高３の最後の授業では協力型課題解決プログラムの「スパイダーズ　ウェブ」くもの巣くぐりを行いました。大きなくもの巣のような装置をくぐり抜けて、明るい未来へクラス全員がやってこようという課題です。制限時間は30分。下の方にある簡単にくぐれるゾーンは１回までしか通れません。いかに下のゾーンを残しつつ、多くの人を未来へおくるかが肝になります。やり方は無限にあり、その時チャレンジした人の発想力や問題解決力によって変わってきます。４クラス、それぞれの方法があり、たくさん話し合う姿はまさに探究女子！

全クラス無事成功して、安堵の拍手に包まれました。誰一人取り残されることなく、全員で明るい未来に来ることができました。チャレンジの様子は細かくお伝えすることはできませんが、人の手をたくさん借りることが成功の秘訣でしたね。「大丈夫だよ」「私たちを信じて！」「失敗してもいいからやってみたらいいよ！」たくさんの素敵な声が飛び交い、仲間を助けるたくさんの「やさしい手」が…これから高３の皆さんが、何かにチャレンジする時も、今日経験したことを思い出し自分自身を鼓舞してください。仲間の背中を押したその声がけで自分の勇気を奮い立たせてください。

現実の世界からチャレンジを成功させて、明るい未来で記念撮影しました。
皆さん、いい笑顔です。これからまだ受験という険しい道に向けてチャレンジしていく人たち、今日のチャレンジを力に頑張ってね！ありがとう、高校３年生。

【中１】
　中１は体育館に常設されている「クライミングウォール」と「ミニラダー」にチャレンジです。オリンピック種目にもなっているボルダリングを体験したり、天井から下がっている縄はしごに登ります。自分で目標を設定し、上まで登りたい人、「私は真ん中までは行きたい」と自分自身にチャレンジしていきます。壁にへばりつく体験はやってみないとわからない！生徒たちは「陸地で見ている時は簡単そうに見えたのに…」と口をそろえて言います。自分だけでなく、友人を応援し励ます姿もみられました。

もう諦めたい・・・でもあと一歩進んでみよう。その気持ちが大切です。今日の経験を通じて、何事も諦めずチャレンジする力が育っていってくれたらと思っています。