トキログ!

トキログ!

癒やされるひととき『チェロコンサート♪』

先週、NPO法人「子どもに音楽を」主催のコンサート「子どもたちへの演奏会」を音楽室で開催しました。

横坂源さん(チェロ)と沼沢淑音さん(ピアノ)の二人の演奏家をお迎えし、吹奏楽部の部員を中心に、希望者が参加し、クラシック音楽の魅力を堪能しました。

プログラムは「白鳥」(サン=サーンス)や「シシリエンヌ」(フォーレ)といった、誰もが一度は聞いたことがある有名な曲に加えて、ショパンやラフマニノフのチェロソナタあり、リャードフのピアノソロあり、というバラエティーに富んだものでした。

合間には二人の奏者のトークも入り、楽しく豊かな時間を過ごすことができました。

「楽器の話」のコーナーでは、チェロは楓の木から作られることが多いこと、丸みを帯びたフォルムのおかげで音が響くことなど解説していただきました。横坂さんが持参なさったチェロは1723年に作られたものだとの説明に、皆目を丸くしていました。

 「質問コーナー」では、「様々な国の作曲家の曲を演奏していますが、国による違いなどを考えて演奏しているのでしょうか。」という質問が生徒から出ました。横坂さんは「共通する感覚もあれば、日本と異なる感覚もあります。」と答え、そこからドイツに留学したときの体験を話されました。また、「作曲家がどんな気持ちで作曲したのだろうか、などと考えながら演奏したりする。こうして考えてゆくと、この仕事は一生飽きない仕事だと思う。」ということでした。また、沼沢さんは、ロシアに留学した経験から、自然環境も音楽に大きな影響を与えることを話されました。ラフマニノフの楽曲にある大きなフレーズは、ロシアの大自然を感じさせる、との話に皆納得しました。

最後の楽曲は、リムスキー・コルサコフの熊蜂の飛行「自分を熊蜂と思い込んでいる悲しき蠅の悲しき運命」(加藤昌則編曲版)。哀愁を帯びた中にもユーモラスなチェロとピアノの音色で、楽しい気持ちでコンサートが終わりました。

 

以下は生徒の感想からの抜粋です。

・すごい、の一言に尽きます。それ以外言葉が出ません。指や手で弾く、ではなく、全身で音楽を表現している、というような演奏でした。本当に素晴らしかったです。

・それぞれの国で感性は違うと思うのですが、その中に共通した部分があるという話には納得しました。確かに、人間の感情、喜怒哀楽などは共通していますね。また、音楽には自然も大きく関わっているのだという発見もありました。

・最近は、部活が休みになって、音楽に触れる機会が減ったので、こうした生の演奏を聴くことができてとても楽しかったです。

 

4+