高2修学旅行④!
行事
修学旅行を終えて一週間が経ちました。今週の雨天や寒気を考えると、全日見事な快晴だったのは奇跡?自他共に認める「晴れ女」学年主任の熱意が届いたのかもしれません。
修学旅行最終日は、神戸の「人と防災センター」を見学した後、班ごとに分かれて神戸市街の自由散策でした。
「人と防災センター」では、阪神淡路大震災の再現映像、映画を見た後に、館内の展示資料を観覧。自由散策では「南京町」「北野異人館」「生田神社」「神戸ポートタワー」「オランダ館」が人気だったようです。 自主研修テーマ設定と昼食場所は事前に下調べ。「横浜と神戸の違いについて探究する」「食の歴史を巡る旅」「神戸の歴史と文化に触れ、異国の面影を感じやう」「英国の歴史・文化・生活について」「明治時代の神戸・歴史・近代を学ぶ」とテーマもさまざま。班ごとに事後レポートをまとめて廊下に掲示する予定ですので、どうぞお楽しみに!
S先生とT先生はレンタルサイクルを借りて巡回。道に迷ってしまい集合時間に遅れた班もありましたが、無事全員で新神戸駅を経つことができました。
「ルールを守ってGreen PEACE」という目標通り、初日は平和記念資料館で被爆者の方の講演を聞き、最終日は災害の怖ろしさを目の当たりに…「生命」の大切さや家族や友人の存在のかけがえのなさを実感しました。国内での修学旅行は今年で最後となります。
生徒の感想を紹介します!
「阪神淡路大震災の被害は200年に一度起こるような地震と言われている。突然に肉親や友達を失う。命を守る行動が大切だと実感した。助け合いやボランティアの人のおかげで復興できたのはすごいなと思った。衝撃だったのは避難所の体育館でお葬式をやっていたことだ。震災のメモリーパークは再度ゆっくりと行ってみたい」
「今までは意識していなかったが、このコーナーで地震が起きた時に危険とされている場所が可視化されていてわかりやすかった。 交通量の多い交差点や不法駐車の多い道も危険だと知れて勉強になった。少しでも知識として知っておくといざという時に便利だと思う。家の物を再度見返して、今からでも完璧な防災グッズを作ってみようと思う」
「災害についての減災防災についても知ることができました。災害を無くすことはできないけれど、被害を減らすことはできるため、自分で自分の命を守り、人と助け合えるような心を持ち、防災バッグや災害が起きた時の集合場所を決めておくことが今までできる個人でできる減災だと思いました」
「1、2日目のメンバーとは違う仲間と回って、緊張もあったけれど楽しむことができて良かったです。みんなで自由時間に南京町や生田神社、トリックアート展など多くの場所をまわることができ、お土産まで買えてとても楽しかったです。新幹線で帰るのが嫌になるほど楽しい4日間でした」
「四日間ずっと友達がいた環境はなかなかなく、その人の良い所も悪い所も知れた気がします。修学旅行をきっかけに学んだことを生かして、あと1年の高校生活を楽しみたいと思います」
「今日で修学旅行が終わってしまうと考えるとすごくさびしいです。大好きな友達や先生と朝から夜まで一緒にいられるなんていう機会は今後おそらくもうないと思うので余計さみしく感じます。前日から楽しみで楽しみで仕方なかったのですが、それを上回る楽しい思い出がたくさんできました。間違いなく学生生活で一番思い出深い行事でした。写真見て余韻に浸ります!先生もおつかれ様でした!」
今日の一首・一句!
バラの花ほのかに香る風に乗り オランダの町美しきかな
班の子と語り歩いた思い出は 何日経っても鮮やかなまま
見上げれば 晴れ渡る空 神戸の秋
タンタンが いないさみしさ 胸にしみ
語り継ぐ 大震災の 恐ろしさ
地震にも 備えし命 未来咲く