トキログ！

中３遠足は浅草にて、茶道体験と木目込み体験を行いました。

茶道体験では、茶道の歴史を踏まえて、茶室での作法やお点前の手順など、一つひとつ丁寧に説明していただきました。茶室の中ではすべての人が平等であり、武士が刀を外して入るようにあえて茶室の入口を狭くしているのだそうです。「どうぞリラックスして五感で楽しんでください」先生の優しいお声かけに、生徒たちも季節を感じながらかわいい茶菓子やお抹茶を美味しくいただきました。

木目込み体験では、職人さんが予め木箱に彫って下さった瓢箪や扇子の柄の部分に色を塗ったり布を貼ったりして模様を完成させました。まず好きな布地を選び、柄の形に合わせて切り、溝に色をつけ、布を柄の溝に合わせて工具で差し込んでいきます。布と柄のサイズが合わず苦戦した生徒もいたようですが、世界で一つの素敵な木箱が完成しました！大きい箱には「お札」が、小さい箱には「へその緒」が入るそうです。

浅草を散策し文化観光センターで昼食を食べた後は、70分間水上バスに乗って日本科学未来館へ！英語科のライアン先生だけは水上バスに乗らず、マラソンして私たちより先に到着するという健脚ぶり！バスの中では皆でお菓子を食べながらおしゃべりや景色を楽しみました。海外の観光客の方と英会話した生徒や、デッキに出てお台場の秋風を感じる生徒も。日本科学未来館ではドームシアターで「９次元からきた男」という映画を観ました。

中学最後の遠足。仲間たちと日本の伝統文化を体感し、知識や教養を深めることができました！