届けよう!服のチカラプロジェクト
国際交流部
国際交流部では、毎年ユニクロ・GUの「届けよう、服のチカラプロジェクト」に参加し、不要になった子ども服を回収して、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通じて世界中の難民キャンプに届けています。
今年も、プロジェクト開始の時期がやってきました!
先週はユニクロの社員さんによる出張授業がありました。例年通り、「服のチカラ」について学ぶだけでなく、ユニクロが難民の方を積極的に雇用していることや、6月中旬から発売開始したPeace for Allという難民支援のTシャツのお話しを伺いました。自分たちが消費者として難民支援に関われることを知り、生徒も視野が広がりました。
今回は、さらに特別ゲストが!国内外で多様な支援活動を行うNGO、ピースウィンズジャパンのご協力で、アフガニスタンから日本に退避した男性をお招きしました。昨年8月にタリバンが政権を掌握してからの現地の様子や、アフガニスタンでの女子教育について大変貴重なお話しをして下さいました。また、現地の残っている家族のことや日本でのご自分の境遇など、辛いお気持ちも率直に伝えてくれました。
日本の中高生へのメッセージは?という質問に対する返答は、多くの生徒の心に残りました。その言葉とは、「アフガニスタンには素晴らしい才能を持った人がたくさんいる。しかし平和が壊れてしまうと、能力を活用できない。日本は才能が活かせる国です。皆さんは自分の才能を存分に活かしてください」です。
9月の文化祭では在校生だけでなく、来場者の方もぜひ子ども服をお持ちください!多くの人で協力して、命を守る服のチカラを活用していきたいと思います。